2019年6月20日 (木)

「柔能く剛を制す」と「精力善用」「自他共栄」それぞれとの関係

柔能制剛(柔能く剛を制す)

→ 精力善用(柔+剛、相手の力を利用するのと、自分の力を最大活用するのと)


柔能制剛(柔能く剛を制す)

→ 自他共栄(相手との関係、相手の力を利用するところから進めて、winwinの関係、エネルギーの循環)

2019年6月 1日 (土)

柔道教育ソリダリティー

2006年から活動の行われていました、山下泰裕・全日本柔道連盟会長が理事長を務める認定NPO法人「柔道教育ソリダリティー」が2019年5月30日の総会をもって13年間にわたる活動を終了しました。

山下泰裕理事長は、全日本柔道連盟会長などの要職にあり、また来年の2020年東京オリンピック・パラリンピックの活動とともに、今年7月には日本オリンピック委員会(JOC)会長に就任が予定されておる多忙を極める状況です。

その上で、「柔道教育ソリダリティー」が担ってきた活動は、今後、井上康生監督が4月に設立したNPO法人JUDOsによって、引き継がれていくようです。

山下理事長、お疲れ様でした。


Wikipediaより

柔道教育ソリダリティー

2006年には特定非営利活動法人 柔道教育ソリダリティーが設立されている。理事長として山下泰裕が就任し、「柔道の国際的な普及に寄与するとともに、その活動を通して人と人との交流を図り、異文化理解を進め、もって日本のさらには世界の青少年育成に寄与すること」を目的とし、

「柔道・友情・平和」をスローガンとし、

事業内容として、

1. 柔道の国際的普及、振興に係わる事業。

2. 柔道による文化交流、異文化理解の推進に係わる事業。

3. 柔道による青少年育成に係わる事業

を行っている。

2019年5月20日 (月)

嘉納治五郎の銅像 所在地まとめ

2019年5月16日に「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」の竣工式が東京都新宿区で開催されました。

この新会館は、老朽化で取り壊しされる「岸記念体育会館」に代わり、オリンピックに関わる様々な国内の競技団体の事務所が入る場所になります。

この場所には、嘉納治五郎の像が、クーベルタン男爵像や岸清一の像と共に設置されています。

そこで現在、嘉納治五郎の像が他にもどこにあるのかを調べてみました。

 

講道館(東京都文京区春日)玄関前

筑波大学(茨城県つくば市天王台)大学会館前広場

筑波大学附属小学校の占春園(東京都文京区大塚)

灘高校(兵庫県神戸市東灘区)

御影公会堂(兵庫県神戸市東灘区)御影郷土資料室・嘉納治五郎記念コーナー

JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE(東京都新宿区)

台東区役所(東京都台東区東上野)1階台東アートギャラリー(2019年2月10日(日曜日) ~8月9日(金曜日)まで展示予定)

ロシアのウラジオストック(柔道クラブがあった市内の建物脇)(ロシア柔道の父でサンボの創始者であるワシリー・オシェプコフに黒帯を授与しているイメージ)

ロシアのモスクワ(プーチン大統領の別邸)

 

この他にも銅像ではないですが、記念碑、レリーフなども様々な場所に結構あるようです。

2019年5月18日 (土)

柔道MIND

2013年に起こった一連の柔道界の不祥事を受けて、全日本柔道連盟は2014年4月1日から「柔道MIND」プロジェクトを立ち上げています。

 

「MIND」は英語で「精神」「心」、

嘉納治五郎の教えの精神、柔道の心に立ち返ろうという気持ちを込めたもの。
同時に「MIND」は4つの単語の頭文字をつなげたもの。

 はManners(マナーズ)、礼節
 はIndependence(インディペンデンス)、自立
 はNobility(ノビリティ)、高潔
 はDignity(ディグニティ)、品格尊厳

これら4つの単語を連ねたことには、柔道を行う者はこれら4つのことを守ってこそ「柔道家」と呼ばれるに相応しいのだということを明確に示そうという狙い。

 

全柔連では2013年に、「暴力の根絶プロジェクト」を立ち上げています。

それに加え、柔道MINDは、「礼節や品格などの正(プラス)の部分」を伸ばそうという意味合いを含め、「暴力の根絶」プロジェクトを柔道MINDプロジェクト特別委員会と名前を改め、活動内容も積極的に広げていくことになったもの。

 

暴力、暴言、セクハラ、パワハラ、不適切な指導を克服する事などは柔道をする者にとって当然の事。

これからは「柔道MIND」を心がけ、ともにその先を目指し新しい柔道界を築く目的。

2019年5月14日 (火)

超人(ツァラトゥストラはかく語りき)

超人(Übermensch)

超人の生き方
駱駝(ラクダ)のように重荷を厭わず
心の底から欲するものを獅子(ライオン)のように求め
そして幼子のように恍惚として人生と戯れる

 

フリードリヒ・ニーチェは、著作『ツァラトゥストラはかく語りき(Also sprach Zarathustra)』の中で「超人」の概念を語っています。

「神は死んだ」と世界を想定しても、ニヒリズム(虚無主義)に陥ること無く、超人になることを推奨しています。

「神は死んだ」の言葉だけを取るとニヒリズムの極致ですが、そこに留まるのでは無く、人間の成長をこそ求めています。

神が死んだと想定した場合、神の代行者となるべきとも考えられると思います。

 

自身も、大人(たいじん、おとな)であることも、小人(しょうじん、(子供)こども)であることも含めて、世界を生きる確固とした超人であろうと思います。

2019年5月12日 (日)

柔道とダンス(大河ドラマいだてん第18回ネタ)

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』第18回「愛の夢」では、女子の体育の歴史について相当詳しく描かれました。

その中では「女子体育の母」二階堂トクヨや、東京高等師範学校教授の可児徳が女子の体育にダンスを推奨していました。

講道館館長で、東京高等師範学校校長、大日本体育協会(初代)会長の嘉納治五郎も、前回のいだてん17回の中では女子の体育に関して、女子の激しい運動を否定する描写がなされていましたが、一方で嘉納の考えとしての理想の女子の体育に関してはダンス(的なもの)を推奨しています。

 

戸川幸夫・著『小説 嘉納治五郎』(読売新聞社)からの引用になります。

 

「私が嘉納治五郎に最初に会ったのは中学を卒業した年で、昭和五年十一月十五、十六の両日、明治神宮外苑相撲場で催された第一回全日本柔道選士権の時であった。

~中略~

確かあれは二日目だったと思う。その前に、古式の型の披露などがあった後、嘉納治五郎が羽織袴姿で登場し、

「柔道の精神は精力善用、自他共栄である」

との信念を長々と話し出した。会場を埋めた観衆の少なくとも半数は私同様嘉納を初めて見たという連中だったろう。

多くの観衆は初めのうちこそ、この人が柔道を創始した人だというのでおとなしく聞いていたが、嘉納の話が脂が乗って延々三十分以上になり、終には柔(やわら)の型こそ女子の体質に最も合うと、ダンスと比較して踊り出す

~後略~」

ということがあったそうです。

この際の嘉納の講演や形・ダンスの熱演は、試合を見に来た人達からの評判は良くなかったようですが、嘉納自身の当時考えていた理想の女子柔道の方向性と、柔道に試合・乱取り要素とは別に、形においてダンス要素を取り込もうとしていた情熱の感じられるエピソードです。

2019年5月 9日 (木)

『もういっぽん!』2巻発売です!

週刊少年チャンピオンで連載中の、村岡ユウ先生の女子柔道漫画『もういっぽん!』の2巻が5月8日に発売されました。

主人公の園田未知の所属する青葉西高校女子柔道部のエース・氷浦永遠と、因縁のある天音恵梨佳の所属する霞ヶ丘柔道部との出会い、二人のわだかまりのある再会、そして二人の因縁の対決まで描かれています。

kindle版には本誌掲載時のカラー絵も掲載されています。

面白い作品ですので、是非読んでみてください。

2019年5月 8日 (水)

柔道と合気的なものについて(個人的体験)

個人的に体験した事になりますが、書いていきます。

10年ぐらい前にはなるとは思いますが、柔道の乱取り練習を行っていた際に、合気的な技に見事に掛かったことがありました。

相手は立ち関節技を得意にしていた先生で、自分より背は小さいですが、自分が奥襟を取りに行くとすかさず立ち関節で攻めてきてそのまま極めてしまったり、組み手争いを有利にしてしまう方です。

自分はその先生の立ち関節をあまり知らなかったため、その日は何も意識せず奥襟を取りに行きました。その先生は得意の立ち関節を仕掛けてきましたが、私はその時にはあまり知らなかったため見事に掛かりました。

その際に、右手で奥襟を取りに行った肘に仕掛けられましたが、私は肘を極められるか否かの時に、心が「ヤバっ」と思った「心の崩し」と、身体が反射した「身体の崩し」の両方を同時に感じました。

そこから相手の先生は捨て身技(巴投げか?)に入ったのかと思いましたが、私は見事に一回転してしまいました。

見事に一回転したため、相手の先生も驚いていました。もしかしたら巴投げに入ったわけではなく、立ち関節だけで私は一回転してしまっていたのかも知れません。

合気に関しては、私自身、体系的に理解出来ている訳ではありません。しかし、この個人的体験が合気的なものなのではないかと思っています。

身体の反射と心の崩しを含めた崩し。

現行国際ルールではついこの間、立ち関節技は禁じ手扱いにされましたが、柔道技としてはれっきとした技です。

多分数年でまた解禁になるとも思いますが。

禁じ手技を含み学ぶシステムになっている形においても立ち関節技は大きなウェイトを占めています。

試合ルールにおいては関節技を極めながら投げるとポイントにはなりませんが、勝負法(武術)の柔道においては有効な手段ともなります。

様々な可能性を感じた体験でした。

2019年5月 7日 (火)

久しぶりに友人との再会、4つの原型について

昨日、高校時代の柔道部の旧友達と久しぶりに再会しました。

20年ぶりに再会した者同士もいて、初めのうちは皆大人になったな、変わったな、という印象もあり少し緊張気味に固くなっているところもありましたが、話が弾む内に皆が当時の高校生の頃の顔に戻っていくのが分かりました。

皆が集まれたことには本当に感謝の気持ちでいっぱいです

 

ジェームス・スキナーやエドウィン・コパードという人の提唱するものに人間の4つの原型という分類、概念があります。

これは個人の一人一人の中にあるエネルギーを仕様ごとに擬人化して表現したもので、行動力を戦士、人間関係を築く外交力を恋人、物事を変化させる力を魔法使い、それらに意思やビジョンを与える力を王様、としています。

この分類は様々な属性にも適応でき、4元素なら戦士=、恋人=、魔法使い=、王様=だったり、

人体の中のエネルギーの場・7つのチャクラに当てはめたりも出来ます。

この概念自体は人間一人一人誰にでもある力・エネルギーです。それらを高めていくことで成長でき問題を解決していけるとしています。

 

今回の友人達との再びの親交を深めるに際して、皆を見ていて、私の思う皆の特性や尊敬できる強い要素を考えふと思ったのですが、それぞれが4つの原型に当てはまる気がするな、と感じました。

今回集まったのは、高校時代の同期の柔道部員5人(私を含めての)と私の婚約者となのですが、私から見て友人4人がそれぞれ私にとって尊敬できる4つの原型であると思いました。

凄まじく誠実で真面目で優しく真っ直ぐに事を行える友人の戦士

積極的に人に話しかけ、初めて会った私の恋人にも早速あだ名をつけて場を盛り上げてくれた恋人

何でも知っていて色々な情報・協力を提供してくれて、今回の集まりを実現するのに最大の力を与えてくれた魔法使い

当時のキャプテンで落ち着いてどっしりと構えていて、それでいて皆のどんな会話にも独特の会話術で対応し場をまとめてくれる

 

私自身はあまり自身を客観視できず、その場において何者であったのかは自分では思い付きません。

しかし、今回の再会・再びの親交の縁を紡げたことを大切にし、皆を尊敬し、この集まりの中で得られたものや、自身の4つの原型、また多くのインスピレーションを高めていき、成長を確実なものにしていこうと決意します。

2019年5月 1日 (水)

令和元年5月1日元日おめでとうございます。

4月も明け5月となり、令和元年になりました。

 

自分の周りでも色々と動きがあって、求められる変化は多くあります。

やりたいことは沢山あってまた次々と増えてもいきますが、自分の成長も込めてそれらを全てこなしていこうとも思っています。

よろしくお願いします。

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